“タナカノミクス”でメジャー投手にインフレ?

2014年01月29日 16時00分

【マサチューセッツ州ボストン28日(日本時間29日)発】田中がヤンキースと結んだ7年総額1億5500万ドル(約159億円)の大型契約がメジャーに大きな影響を及ぼしそうだ。米FOXスポーツ(電子版)は「タナカの契約は先発投手の値段に影響を及ぼすか」と題する記事を掲載し、「ドジャースと7年2億1500万ドル(約221億円)で契約延長した左腕カーショーと同じくらい(影響は)大きいという理由から、答えはイエスだ」と論じた。

 

 田中の7年間の平均年俸は2210万ドル(約22億7000万円)。過去3年で2度、ナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いているカーショーの平均年俸3000万ドル(約30億9000万円)には及ばないが、田中がまだメジャーで1球も投げていないことを考えるとレンジャーズ・ダルビッシュの今季年俸1000万ドル(約10億3000万円)はかなり割安だ。

 

 2014シーズン終了後のFA市場にはメジャー通算132勝のド軍・ベケット(今季年俸1700万ドル=約17億5000万円)、昨季のア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたタイガース・シャーザー(今季年俸1552万5000ドル=約16億円)、メジャー通算100勝左腕のレッドソックス・レスター(同1300万ドル=約13億4000万円)ら大物ばかり。代理人が田中を基準に交渉することは必至だ。同電子版は田中によるインフレが起こるとしている。