田中は大丈夫?米サイトが公表“日本人投手は故障多い”

2014年01月28日 16時00分

ももクロの「箱推し」キャップとTシャツで練習した田中

【マサチューセッツ州ボストン27日(日本時間28日)発】ヤンキース入りが決まった田中将大投手(25)の活躍を心待ちにしているファンが多い半面、楽天時代の7年間で1315回を投げていることを挙げ、登板過多を心配する米メディアは少なくない。そんななか、米スポーツサイトのファングラフス・ベースボールが気になるデータを公表した。日本人の先発投手は(米国人など)他の(国籍の)投手よりもけがをしやすいというのだ。

 

 同サイトによると2001年以降、シーズンで120回以上投げた先発投手が翌年に故障者リスト(DL)入りする確率は39・2%で、平均で68日間、戦列を離れている。日本人投手に限定すると、それぞれ47%、75日間となっており、日本人投手はけがや故障のリスクがより高いと指摘した。

 

 ただ、同サイトは「データは19人でサンプルが少ない」、「(日本人投手の)平均年齢は32・4歳」であることから、データには問題点があるとも述べている。

 

 メジャー1年目の2012年に191回3分の1を投げたレンジャーズのダルビッシュは、2年目の昨年7月に首の付け根から背中に広がる右僧帽筋の張りのため15日間のDLに入った。メッツとマイナー契約した松坂はメジャー1年目の07年に204回3分の2を投げた。08年から毎年DL入りしている。11年5月には右肘を痛め、6月に腱移植手術を行った。

 

 しかし、田中に最高のお手本がいる。ヤ軍のチームメートの黒田だ。メジャー1年目の08年に1回、09年に2回と計3度DL入りしているものの、10年以降は一度も戦列を離れていない。メジャー移籍後、最も少ない投球回数は09年の117回3分の1で11年から3年連続で200回以上投げている。田中が黒田を目指せば、けがや故障の心配は無用だ。