米スポーツサイトのブリーチャーリポートは12日(日本時間13日)に両リーグの優勝決定シリーズに進んだ4球団をワールドシリーズの優勝オッズとともに分析した。

 1位に挙げたのは今年のポストシーズン(PS)で2勝0敗、防御率1・93の左腕カーショー、同打率3割6分8厘の外野手ベッツら多くのスーパースターを擁するドジャースで1・5倍(サイトでは100ドルの掛け金で150ドルの配当となる+150と表示)とした。

 2位はPSで打率4割1分9厘、4本塁打、5打点と絶好調の外野手アロザレーナら脇役と強力なブルペン陣、左腕スネルと右腕グラスノーの両先発が安定、それに頭脳明晰なキャッシュ監督の采配が光るレイズが僅差の1・75倍で続いた。

 ブレーブスはレギュラーシーズンで打率3割4分1厘、13本塁打、53打点の活躍でMVP候補のフリーマン、若き大砲アクーニャを始めとする強力打線と、先発、中継ぎ、メジャー通算205セーブの守護神メランソンと盤石な投手陣を揃えているが、オッズは4倍で3位に甘んじた。

 4位はアストロズでオッズは7倍。同サイトはアストロズがレギュラーシーズンで29勝31敗の借金2という成績ながら、ア・リーグ西地区が「弱小地区だったのでワイルドカード枠に滑り込めた」等と厳しく指摘。PS2度の先発でいずれも5回を投げ切れず、防御率5・19と精彩を欠くエース右腕グリンキー投手の状態について「疑問符が付く」とバッサリ。

 同サイトのオッズ通りなら20日(同21日)開幕のワールドシリーズはレイズとドジャースの対戦になるが…。