Wソックスが監督解任! 後任候補は〝サイン盗み〟でクビになった2人

2020年10月13日 10時58分

リック・レンテリア監督㊨は解任された(ロイター)

 ホワイトソックスは12日(日本時間13日)にリック・レンテリア監督の解任を発表した。後任候補にサイン盗みで米大リーグ機構(MLB)から今季終了後まで職務停止処分を科された前アストロズ監督のA・J・ヒンチ氏と前レッドソックス監督のアレックス・コーラ氏の名前が浮上している。

 リック・ハーンGMはオンライン会見で「あくまでも球団として成功するための次のステップです」とオンライン会見で説明。後任の条件を「ここ数年の間で優勝した組織での経験のある人材、ここ最近のポストシーズンを経験し優勝した球団の人材」とし、具体的な名前は挙げなかったが、2005年にホワイトソックスを優勝に導き、地元ファンらに人気のあるオジー・ギーエン氏の復帰は否定した。

 ヒンチ氏とコーラ氏は1月にサイン盗み問題でMLBに今季終了までの職務停止処分を科され、それぞれの球団から解雇されている。アストロズが球団初の世界一に輝いた17年はヒンチ氏が監督で、ベンチコーチを務めたコーラ氏がサイン盗みを主導した。コーラ氏は18年にレッドソックスの監督に就任し、ワールドシリーズを制覇したがサイン盗みを認定された。

 質問で2者の名前が出るとハーンGMは「一人(ギーエン氏)を除いて、誰がリストに載っているかは言及しません。誰かと面接をしたと噂が流れても確認のメールはしないでください。誰が候補かどうかを話すのは礼儀に反していると思うので」と言うにとどめた。

 米スポーツサイト、アスレチックのケン・ロゼンタール記者は自身のツイッターで「より実績のある候補が雇える状況になっていることが大きい。彼ら以外を雇うことを想像できますか?」。ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者も「ここ最近で優勝した球団で経験のある人材を探すとリック・ハーンGMは言っているが、僕の辞書でみる限り、アレックス・コーラとA・J・ヒンチって書いてある。そんな候補者、ほかにいる?」とつぶやいた。

 元サイヤング賞投手で現ホワイトソックスのコメンテーター、スティーブ・ストーン氏はポッドキャストで「彼らは2人とも問題を起こし、その代償を払った。1つの間違いでキャリアを失う必要はないと思う。2人とも素晴らしい監督であり、選手らのリーダーだ」と2人を擁護した。

 USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者も自身のツイッターに「ホワイトソックスはすぐにでも監督探しを始めるが、アストロズの前監督A・J・ヒンチは力強い候補者だ」と投稿。

 米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者も「ホワイトソックスが次のレベルへ到達するのに、A・J・ヒンチとアレックス・コーラは明らかな候補者」とツイートした。

 レッドソックスやタイガースなども新監督を探している。手腕を高く評価されている2人は引く手あまたのようだ。