ヤ軍入り田中 趣味の競馬も“メジャーデビュー”

2014年01月25日 11時00分

有馬記念のプレゼンターで中山競馬場を訪れた田中(2013年12月22日)

 ヤンキース入団が決まった楽天・田中将大投手(25)は24日、仙台市内のコボスタ宮城で自主トレを行った。前日の会見では目標は「世界一」と断言するなど、いよいよ始まるメジャー挑戦を前に、高ぶる気持ちを隠せない様子だった。伝統のピンストライプのユニホームに身を包んだ田中がどんな結果を残すのか楽しみだ。もっとも、田中の“野望”は本業だけではないようで…。



 田中のメジャーでの目標はずばり「世界一です」。そのために、米国での私生活を“仙台仕様”にするという。現時点ではまだ住居などは決まっていないというが「ももクロのDVDは持っていきます。もちろんAKBも。ハル(飼い犬=トイプードル)も連れていきますよ」。仙台での生活ではまい夫人の手料理をはじめ、夫婦そろってのアイドルDVD観賞やハルと戯れることで癒やしを得てきた。そんなプライベートタイムを米国でも実現するつもりだという。

 そして、趣味の競馬も“メジャーデビュー”する。田中は一昨年から「レースを分析して、それが当たったら気持ちいいんですよ」とハマりだし、昨年には自宅で競馬専門チャンネルを視聴契約。昨季は毎週末になるとレース結果に一喜一憂している姿が印象的だった。一時的に野球を忘れ、馬に没頭することでストレスも解消。気分転換がうまくいったことが開幕24連勝につながったのは言うまでもない。

 そんな趣味について話題を向けると「向こうにも競馬はあるんですよね」と目をキラリ。生活の“ルーティンワーク”は米国でも続ける様子だ。

 米国競馬の主流はダートで、馬券も日本にはない「4連単」が存在するなど、日本とは形態が違う。田中がさらにハマるのは間違いないだろう。

 しかもキャンプ地のフロリダでは3月24日に2歳馬のトレーニングセールが行われる予定で、本拠地のニューヨーク郊外には米3冠レースの一つであるベルモントステークスが行われるベルモントパーク競馬場などがある。馬に接する環境は整っている。

 そして田中の“もう一つの野望”は昨年の有馬記念当日に中山競馬場での収支プラスで終えた際に「中山は倒しました」とコメントしていることからもわかるように、全ての競馬場で収支プラスとする「全場制覇」。全米の競馬場を股にかけた「全場制覇」に向け、ひそかに闘志を燃やしているというわけだ。

「やっぱりヤンキー・スタジアムのマウンドで投げることが楽しみ。ファンの方々に受け入れてもらえるように、プレーで信頼を勝ち取りたい」と田中。もちろん本業のほうでも「全球場で勝ち星」を目指すことになるが、日本同様、オンとオフをうまく切り替えながら、海の向こうでも活躍を目指す。