元キューバ代表のエース、ホセ・コントレラス投手(42=レンジャーズとマイナー契約)が日本球界への“就活”をもくろんでいる。

 03年、松井秀喜氏(39)と同期入団でヤンキース入りしたコントレラスもすでに42歳。昨年はパイレーツで7試合に登板したものの0勝0敗、防御率9・00と結果を出せず放出。すぐにレッドソックスとマイナー契約を結んだものの1か月後に再び放出の憂き目に遭った。今季はレンジャーズとマイナー契約を結び招待選手としてキャンプに参加することになっている。

 しかし、その一方でコントレラスは日本球界移籍を模索しており、このオフは代理人が各球団に売り込みを図っていたという。関係者によると「年齢はいっているがストレートは今でも150キロを計測している。スプリットもあるし本人側は抑えで獲得してくれる球団を探しているようだ」とのこと。

 キャンプ前のこの時期、すでに各球団の陣容は固まっておりコントレラス側の“就活方針”も日本のブルペン需要をにらみながら長期戦の構えにシフトチェンジ。7月末のトレード期限までの日本行きを目指している。09年オフには阪神、ソフトバンクに売り込みを図ったが失敗。それから5年が経過し、42歳となった右腕の悲願はかなうのだろうか。