【ロサンゼルス発】ツインズの前田健太投手(32)が4日(日本時間5日)に今年7月に開設したマエケンオンラインストアの収益を寄付したことを自身のインスタグラムで報告した。

「先日、マエケンオンラインショップの7月分の利益を『広島県新型コロナウイルス感染症対策寄附金』に寄付致しました事をご報告申し上げます。微力ではありますが、医療や地域のコロナウイルス対策に少しでも貢献出来ますことを願っております。引き続きみなさまご協力よろしくお願い致します」と投稿した。

 前田は今年、広島時代から人気だったマエケン画伯の絵のグッズ化を決断。売り上げを新型コロナウイルス感染対応に当たる医療機関などに寄付するとしてファンらに協力を呼びかけていた。7月に第1弾として販売したライオンTシャツ(1枚4950円=税込み、限定200枚)は販売開始と同時に完売した。

「広島県新型コロナウイルス感染症対策寄附金」は新型コロナウイルス感染症により影響を受けている地域の医療や経済を支援するため、広島県が設けた窓口。プロとしての第一歩を踏み出した広島への恩返しだ。

 ファンらからは「広島のこと、大事にしてくれてありがとう」「感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメントが多数寄せられている。