“G獄の宮崎キャンプ”原監督戦慄予告

2014年01月15日 16時00分

国際武道大学で特別講義を行った原監督

 巨人・原辰徳監督(55)が14日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大で毎年恒例の特別講義を行った。大勢の学生を前に日本一奪還を誓った指揮官は、今のチーム状況について「勢いが止まっている」と苦言。再始動させるため、宮崎キャンプの地獄化を予告した。今年の宮崎にはあの「ゴジラ」も上陸するだけに、ナインは“血の雨”を見ることになるかもしれない。

 

 和やかに講義が進んでいく中、原監督の表情が厳しく変わったのは昨季の戦いを振り返ったときだった。

 

「どういう角度で見ても、負ける材料はない」と確信したはずの日本シリーズは、結果的に3勝4敗で楽天に惜敗。指揮官は「(日本シリーズ第7戦で)あの1つの勝利を逃したことにより、チームの勢いは止まった」と感じた。そして「一度止まったチームに勢いを付けるには2倍、3倍の力がいる。今年の巨人は、大変なパワーが必要になる年だと思っています」と自分に言い聞かせるように語った。

 

 約1時間半の講義が終わると、今度は自軍ナインへメッセージを発した。「力のある人が(一軍)メンバーになる。固まらせて戦うのは7、8月になってから。誰が先頭を切って走っていくのか」と競争をあおると「今年は厳しいキャンプになる? 当然そうなるでしょう」と不適な笑みを浮かべ“地獄の宮崎”を予告した。

 

 宮崎キャンプのメニューは近日中に開かれるスタッフ会議で決定する。注目は臨時コーチを務めるOB・松井秀喜氏(39)の役割だろう。それについて球団関係者は「監督は松井に“素振り担当コーチ”を要請するだろう」と明かした。

 

 現役時代の松井氏は「徹底した素振りで肉体を鍛える選手」として知られた。ジャイアンツ寮には今も、同氏の素振りで畳が擦り切れた“ゴジラ部屋”が残されている。ヤンキース移籍後も「恩師の長嶋茂雄氏に国際電話で素振りの音をチェックしてもらった」というエピソードまである。

 

 松井氏と同じ素振り信奉者である原監督は昨年の宮崎キャンプで素手による夜間素振り練習を取り入れ、主力にも例外なく強制した。今年はその場を松井氏に任せ“ゴジラの素振り部屋”として進化させる構想を温めているというのだ。

 

 その噂を聞きつけた若手たちは早くも「まさか監督は『松井を納得させる音が出るまで振れ!』なんて言わないですよね…」と震え上がっている。昨年もマメだらけだったGナインの両手から、今年は真っ赤な血の雨が滴り落ちることになりそうな気配だ。