エンゼルスは27日(日本時間28日)に来季まで契約を残していたビリー・エプラーGMの解任を発表した。2015年10月に6年契約で就任した同GMは、17年に大谷翔平投手(26)の獲得に尽力、19年には主砲トラウトとの12年総額4億2650万㌦(約450億円)の契約延長に成功、昨オフにはナショナルズからFAになった強打者のレンドンを獲得するなど手腕を発揮した。しかし、チームは5年連続で負け越し、6年連続でプレーオフ進出を逃している。エンゼルスは契約最終年を待たず、新しいGMを探すことを決断した。

 ジョン・カーピーノ球団社長は「エンゼルスはこの5年間尽力してくれたビリーに感謝を申し上げます。彼と彼の家族の成功をお祈りしています」と声明文を出した。

 エプラーGMは大谷の二刀流の理解者だけに来季の起用法に影響が出る可能制もある。