引退 二岡“巨人との本当の関係”

2014年01月11日 16時00分

引退会見に臨んだ二岡

 日本ハムから戦力外となっていた二岡智宏内野手(37)が引退会見を行い、今後に関しては「今のところ何も決まっていない。いろいろ勉強していきたい」としたが、古巣・巨人が将来の指導者候補として支援をしていくという。山本モナとの不倫騒動の末、追い出されるようにトレードされた経緯もあったが…。二岡と巨人の「本当の関係」はどうだったのか。

 

 記者会見では「巨人で10年、日本ハムで5年、たくさんの人たちに支えられ15年間の野球人生をまっとうできました。完全燃焼しました」と話した二岡。

 

 引退を決断した理由を「ここ数年は打つだけで、打てば代走を出してもらうような感じ。足のけがも多かったんですけど、走攻守できなければ意味がない」と語り、期限と決めていた年末までに他球団からのオファーがなかったことで最終決断を下した。

 

 そんな二岡は今後、どのような道に進むつもりなのか。昨年末に引退が取りざたされた際、一部では古巣の巨人の計らいで、提携関係にあるヤンキースへコーチ留学すると報じられた。だが巨人関係者は「そのような事実はまったくない」と否定する。

 

 とはいえ、巨人と二岡は、今も切っても切り離せない仲のようで「(山本)モナちゃんとの一件があって、トレードという形で移籍したが、彼とはけんか別れしたわけではない。正直、我々としては自分の意思で出て行った上原や(高橋)尚成より印象は上。今でも慕っている選手は多いし、指導者になるならウチ以外に考えられない」(同)

 

 9日にグアム自主トレに出発した阿部も二岡を慕う一人だ。神妙な顔つきで「学生のころからよくしてもらいましたし、けがに泣かされて、引退になってしまい寂しい思いもある。年齢が近い分、僕ももっと頑張ろうと思うし、将来はいい指導者になると思うし、また一緒にできればいい」と“巨人復帰”を熱望した。即座の入閣やフロント入りはなくても、数年後を見越して「付かず離れずの関係」を保っていきたいというのが巨人のスタンス。現在は以前から二岡と親交が深い巨人・原沢球団代表兼GMが、身の振り方などの相談に乗っているようだ。

 

「海外での仕事に興味もあるようだし、選手のスカウトやマネジメント、評論家など選択肢はたくさんある。その中から彼が次にどんな道を選ぶか。いずれにせよ、我々は何らかの形で応援していくつもり」(前出関係者)

 

 松井、高橋由、阿部ら将来の監督候補は二岡と関係が深い人物が並んでいるだけに、近い将来、再び巨人のユニホームに袖を通す可能性は高い。