レッズ・秋山がオンライン会見 マエケンとワールドシリーズで初対戦できるか

2020年09月23日 09時01分

秋山㊨と前田の対戦は実現するか(写真はともにロイター=USA TODAY)

 レッズの秋山翔吾外野手(32)は22日(日本時間23日)に本拠地でのブルワーズ戦前にオンライン会見に応じ、「(レギュラーシーズンが)長いとか、短いとかを言い訳にしたくない。ただ、開幕時よりは自分の中で納得できる打席、考えを表現するというか、プレーにつながっているところはあると思う」などと語った。

 チームは直近の10試合を8勝2敗のラストスパートをかけ、21日(同22日)現在、ナ・リーグ中地区で2位争い、プレーオフ順位では進出圏内の7位。負けられない状況だ。秋山は「まだ、これで負けたら終わるという本当のギリギリのところまでは来ていないんですけど、いい緊張感はある」と話した一方、「ここまでの10試合を5割とかで乗り切っていたら争える位置にいなかった。自分たちが追い上げてというか、勝ちを重ねてきているので、前向きな争い方」をしていると充実感を漂わせた。

 一方、ツインズ前田健太投手(32)との直接対決が見送りになったことは残念がった。

 1月の入団会見で秋山はメジャーで対戦したい選手として同学年の前田とヤンキースの田中将大投手(31)の名を挙げた。当時、前田はドジャース所属で6月9日(同10日)から本拠地で3連戦、6月29日(同30日)から敵地で4連戦組まれており、対戦濃厚だった。ところが、前田が2月9日(10日)にツインズに電撃移籍。機会が消滅したと思われたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で60試合制となり、対戦は同地区のチームに限ることが決定。25日(同26日)からの敵地での3連戦がレギュラーシーズン最終カードとして組まれた。

 しかし、前田が23日(同24日)のタイガース戦に先発予定のため、唯一の機会は見送りになった。

 秋山は「(前田は)今の成績からいうとメジャーの中でも力のある投手と思われているし、今、プレーオフ争いしている中で(前田と対戦しないことは)チームにとっては幸運なことのようにも感じる…。ただ、自分がやってみたかったかっていうと、もちろんやりたい気持ちはありました」と複雑な心境を明かした。

「ツインズがプレーオフ(進出)を決めて、(前田が)恐らく1戦目で投げるというローテーションも決まった中でのことなので、これはもう仕方がないというか、最終カードで会って、また励みにはなると思う」とライバルを刺激にするつもりだ。

 新型コロナの影響で球団施設を使うことができなかった3~6月は前田の紹介で同じ施設で自主トレを行い、そのすごさを実感。開幕直前に前田のユーチューブチャンネル「マエケンチャンネル」にゲスト出演した際、秋山は「とりあえず健太から1本打つ」を目標に掲げた。今季対戦の可能性が残るのワールドシリーズだけ。目標実現に向けてまずはプレーオフ争いを勝ち切ることはできるか。注目だ。