ヤンキースのプレーオフ進出に黄信号 危険な兆候を示す「4つの理由」

2020年09月09日 10時15分

田中の全勝が期待される(ロイター=USA TODAY)

 2009年以来11年ぶりの世界一奪回を目指しているヤンキースだが、開幕ダッシュ成功から一転、プレーオフ進出に限りなく赤に近い黄色信号が点滅だ。米CBSスポーツ(電子版)は8日(日本時間9日)に「ヤンキースが2020年のプレーオフを逃す恐れがある4つの理由」と題したコラムを掲載した。

 今季は開幕から16勝6敗の好スタートを切ったが、その後は7日(同8日)のブルージェイズ戦までの直近の19試合を5勝14敗。21勝20敗でア・リーグ東地区3位に転落し、4位オリオールズとも1・5ゲーム差だ。

 同電子版は不振の最大の要因を「攻撃陣が悲惨」と指摘した。この19試合はチーム打率は2割5厘でメジャー28位、1試合の平均得点3・63は同24位だ。ジャッジやスタントンら主力打者が負傷で戦列を離れているとはいえ寂しすぎる。

 2番目が「ブルペンがリードを守れない」こと。救援陣が6試合で逆転負けを許した。うち3試合は最終6アウト以内だ。昨季は同様の敗戦は3試合しかなかったという。救援陣の防御率は4・63でメジャー18位だ。

 残る2つは「すぐに来る助けがない」「今後のスケジュールが好ましくない」だ。8日(同9日)を含めて残り19試合のうち好調ブルージェイズと9試合、オリオールズと4試合残っている。

 1992年以来のシーズン負け越しの可能性もあるが、同地区のライバルとの対戦が多く残っていることは、逆に挽回のチャンスだ。〝両エース〟のコールと田中将大投手(31)は最大4試合に先発するだろう。2人が登板する試合は全勝。そこに白星を何個積み上げることができるか。ヤンキースの命運を握る。