MLB公式サイトが今オフの「FA選手トップ25」を発表 田中は13位

2020年09月04日 11時00分

田中将大(ロイター=USA TODAY)

 米大リーグ(MLB)公式サイトは3日(日本時間4日)に今季終了後にFAになる権利を有する選手のトップ25を発表し、ヤンキースの田中将大投手(31)を13位とした。先発投手ではレッズのトレバー・バウアー(29)、メッツのマーカス・ストローマン(29)に次ぐ3番目の評価だった。なお球団か選手に契約破棄オプションのある選手は除外している。

 同サイトは田中について「年を追って球速を落としているが、2019年のシーズン途中にスプリットの握りを変え、いい結果を出している。一発病があるものの、良質のアームを持っている」と評価。「最も心配される点は投げる方の(右)ヒジに抱える側副靱帯の部分断裂で、それは14年のシーズン途中に判明したが、彼にとって大きな影響となる時間を失わせてはいない」と好意的な見解を示した。

 田中は14年にヤンキースと7年間で総額1億5500万ドル(約161億円=当時)の契約を結んでメジャー入り。昨年まで6年連続で2桁勝利を挙げている。契約最終年の今季は夏季キャンプの練習中に打球を頭部に受け、軽度の脳振とうと診断され調整が遅れた影響で、メジャー移籍後初めて開幕メンバーから外れた。8月1日(同2日)のレッドソックス戦に先発で今季初登板するも白星に恵まれず、6度目の登板となった1日(同2日)のレイズ戦で今季初勝利を挙げた。

 同サイトの選んだFAトップ5は以下の通り。1位はフィリーズのJ・T・リアルミュート捕手(29)、2位はバウアー、3位はアストロズのジョージ・スプリンガー外野手(30)、4位はアスレチックスのマーカス・セミエン内野手(29)、5位はブレーブスのマルセル・オズナ外野手(29)とした。田中の同僚、DJ・ラメーヒュー内野手(32)は6位だった。

 今年のFA市場は新型コロナ感染拡大の影響で球団の経営状況が悪化しているだけに、昨年オフのように超大型契約が相次ぐ可能性は低いだろう。FA選手には厳しいオフになりそうだ。