ダルビッシュが月間MVPを初受賞 日本人初のサイ・ヤング賞受賞へ一歩リード

2020年09月03日 08時31分

ダルビッシュ(ロイター=USA TODAY)

 米大リーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)に7・8月の月間MVPを発表し、ナ・リーグの投手部門でカブスのダルビッシュ有投手(34)が初受賞を果たした。7試合に先発して、6勝1敗、防御率1・47。52三振を奪った。勝ち星はメジャー最多タイで、防御率はリーグトップ。日本投手の受賞は2014年5月のヤンキースの田中将大以来、4人目で6度目の快挙だ。ア・リーグはインディアンスのシェーン・ビーバー投手(25)が6勝0敗、防御率1・20、52回3分の2で82奪三振で初受賞した。

 賞や個人記録に関心を示さないダルビッシュだが、この受賞はかなりうしかったようで自身のツイッターに「8月の月間最優秀投手に選ばれました! ピンチもありましたが、冷静に組み立てられ、味方にも助けられてこその結果だと思います! 応援もかなり力になりました! ありがとうございました また今月も一球一球集中していきます」と投稿した。

 今季のダルビッシュは複数の米メディアがサイ・ヤング賞の有力候補に挙げている。NBCシカゴ(電子版)は「2か月しかないシーズンにおいて折り返し時点での受賞は、ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補のトップであると同じようなもの」と絶賛した。

 実際、レッズのグレイ(5勝1敗、防御率1・94、55三振)、ブレーブスのフリード(6勝0敗、防御率1・60、43三振)、メッツのデグロム(2勝1敗、防御率1・76、58三振)とサイ・ヤング賞争いのライバルを蹴散らしての受賞だ。

 日本投手初のサイ・ヤング賞へ一歩リードといったところだろう。ダルビッシュはチームのために白星を積み上げていく。