ヤンキースGMが投手陣補強を示唆 田中ら援護へトレード探る

2020年08月30日 11時55分

苦しいヤンキース投手陣の中で奮闘する田中。援護補強は実現するか(ロイター)

【ニューヨーク発】2017年以来3年ぶりの7連敗をストップさせたヤンキースだが、久々に勝利した29日(日本時間30日)のメッツ戦を前にオンライン会見したブライアン・キャッシュマンGMは、31日(同9月1日)のトレード期限へ向けて田中将大投手(31)らを援護するため投手陣全体の補強を最優先課題に挙げた。

 ヤンキース投手陣のチーム防御率は、前日終了時点で4・43のメジャー14位。ワールドシリーズ優勝を狙うチームとしては心もとない。「他のチームと確かに(トレードの)話はしている。明らかに投手が我々の焦点だ。ローテーションにしても、ブルペンにしても負傷者が出ている」とGMは巻き返しに向けて投手陣のレベルアップに動いていることを明かした。

 現状、先発陣で頼れるのはコールと田中だけ。開幕前にローテを予定していたセベリーノとパクストンは負傷で戦列を離れ、ハップは調子の波が激しい。若手を試しているが、経験不足を隠し切れない。リリーフ陣もブリットンとケインリーが離脱してテコ入れが必要とみられている。

 ただ、キャッシュマンGMはコロナ禍でのトレードはリスクを伴うと考えている。「獲得した後にプレーしない権利を行使したり、チーム間の移動により感染リスクが高まる可能性もある」と懸念。リスク覚悟で補強を敢行するかどうか、地元メディアは注目している。