ヤンキース・田中将大の〝ガス欠〟降板に地元メディアはガックリ

2020年08月28日 11時01分

ブレーブスとのダブルヘッダー第2試合に先発した田中(ロイター=USA TODAY)

 今季初勝利になかなか手が届かない。ヤンキースの田中将大投手(31)は26日(日本時間27日)に行われたブレーブスとのダブルヘッダー第2試合(7イニング制)に先発し、5回3安打無失点と好投しながら、チームの逆転負けで今季初白星を逃した。これを受けてニューヨークのメディアは投球内容こそたたえたものの、スタミナ切れによる66球での降板を残念がった。

 ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「右腕のパフォーマンスは素晴らしかったが、早々の降板は奇妙だった」と報じ、その理由を「5回を終えて田中が疲れを感じ、監督も本人も交代が必要だと判断した」と解説。ブーン監督の「球数は少なかったが、マサ(田中)はガス欠気味だった」とのコメントを引用し、当初の予定では80球台半ばまで投げさせるつもりだったことも伝えた。

 バーゲン・レコード紙(電子版)は「前回登板で6失点した田中は、今回の登板で好投が必要だった。降板するまでの最後の7人を連続で打ち取った」と称賛。5回での降板は「指揮官の判断に田中が合意してのものだった」と説明した。

 田中は夏季キャンプの練習中に打球を右側頭部に受けて軽度の脳振とうと診断され、調整が大幅に遅れていた。開幕してから公式戦で徐々にビルドアップを重ね、今回が今季5度目のマウンドだった。

 同日にはブルージェイズの山口俊投手(33)がレッドソックス戦の3回から2番手で登板し、4イニングを2安打1失点に抑えてメジャー初勝利を挙げた。米国でのキャリアや役回りは違うが、田中も続きたいところだ。