エンゼルス・大谷翔平の三刀流解禁? マドン監督が〝可能性〟に言及

2020年08月26日 11時00分

5回、3塁を回る大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は25日(日本時間26日)の敵地ヒュ-ストンでのアストロズとのダブルヘッダー第1試合に「5番・DH」で先発出場し、2打数無安打、1四球1得点だった。チームは3―6で敗れた。

 メジャー移籍後初のダブルヘッダー出場で相手先発は右腕ハビエル。7月25日(同26日)にメジャーデビューした新人だ。5点を追う2回一死無走者の1打席目は低めの直球を中心にカウント2―2と追い込まれると5球目、外角高めのストライクゾーンを外れる92・4マイル(約149キロ)に思わず手を出し、空振り三振に倒れた。

 0―6の5回先頭は初球と2球目は外角低めのチェンジアップだったが、3球目以降は高めの直球攻め。しっかり、四球を選んで出塁。続くプホルスの遊ゴロの間に二塁に進むと7番カストロの中前打で生還した。

 3点差とした6回二死無走者では2番手の左腕テーラーと対戦。初球は93マイル(約150キロ)の外角高め、2球目は内角高めの94マイル(約151キロ)と2球続けて直球を空振り。1球ボール後、外角低めのスライダーを引っ掛け一ゴロに倒れた。なかなか調子が上がらない大谷だが、24日(同25日)の試合前に気分転換か。フリー打撃では右翼守備に就き、一塁でノックを受けた。右ヒジ付近を痛めた今季は無理だろうが、地元メディアは“来季以降は守備に就くのか”と色めき立った。

 25日の試合前のオンライン会見でもマドン監督に「守備練習は練習だけ?それとも」と質問が飛んだ。

 指揮官は「今は、まだ練習だけだよ。でも、見て分かったと思うけど、本当に堪能だよね。何かすぐやろうってわけではないけど、彼のような若い選手がバットしか振れないのはつまらないから、いろんな動きをした方が、守備練習をやったりした方が、バッターボックスに役立つと思う」と意図を説明。その上で「実際に走りが素晴らしいよね。右中間の当たりに走った時の姿は本当にパーフェクトだし、楽にやっていた。目を見張るよ」と目を輝かせた。

 さらに「ピンチのときには大谷が守備に就くことも」と聞かれるとこう返した。
「今季は腕のケガのこともあるから分からないけど、彼だったらどこ(のポジション)でもプレーできる。すぐに守備に就くプランなどはないが、実際にやらせたら外野はどこでも守れると思う」

 日本ハム時代に大谷は2013年に54試合、14年は8試合で外野を守っている。今季中は無理だとしても投手、DH、外野手の“三刀流”を見ることができるかもしれない。