レイズ・筒香が4号弾 ブルージェイズの〝徹底マーク〟を打ち破る

2020年08月25日 11時00分

4号本塁打を放った筒香(ロイター=USA TODAY )

【フロリダ州セントピーターズバーグ発】レイズの筒香嘉智外野手(28)は24日(日本時間25日)に本拠地でのブルージェイズ戦に「5番・DH」で出場し、2回に15打席ぶりの安打となる4号先制ソロを放ち、1打数1安打1打点、2得点、3四球と全打席で出塁した。チームは4―6で逆転負けした。

 0―0の2回一死無走者で相手先発は右腕ロアーク。初球、90・2マイル(約145キロ)の直球は内角に外れた。2球目の90・6マイル(約146キロ)の直球が内角甘めに入ったところを見逃さなかった。体を開くことなくフルスイングすると打球は右翼席最前列に飛び込んだ。先制ソロ弾だ。表情を変えることなくベースを1周した筒香はベンチ前でお辞儀パフォーマンスで迎えられると少しだけ頬を緩ませた。

“徹底マーク”を打ち破った一発だ。16日(同17日)の敵地でのブルージェイズとのダブルヘッダー第2試合で2打席目に3号3ラン、3打席目に左翼へ二塁打を放って以降、4試合14打席連続で快音が途絶えた。そのうち、3試合がブルージェイズ戦だ。

 7月24日(同25日)の開幕戦を含め2発献上していることもあり、徹底的に分析された。21日(同22日)からの4連戦では際どいコースで勝負され、3戦目まで4三振、二ゴロが3、左飛が3と10打席無安打。しかし、筒香は引っ張り一辺倒ではなく、反対方向に強く打つ、自分の打撃は崩さなかった。それが一発を呼んだのだ。

 1―1の4回一死無走者では内外角を揺さぶられながら、ボール球には手を出さず、しっかり四球で出塁。直後にアダメズの3号2ランが飛び出し、勝ち越しを演出した。3―2の6回先頭も2番手ハッチから四球を選んだ。3―5の8回無死一塁では3番手の阪神でプレーしたドリスと対戦。フルカウントから3球ファウルで粘るとこの試合3度目の四球で歩いた。

 2、3打席目は勝負を避けられた格好だが、4打席目は結果、四球だが真っ向勝負は見応えがあった。

 8日ぶりの一発は不振脱出のきっかけになるか。アーチ量産に期待だ。