ヤンキース・田中がレイズ戦先発 5回途中6失点で今季初黒星 

2020年08月19日 11時43分

呆然とした表情でマウンドをおりる田中

 ヤンキースの田中将大投手(31)は18日(日本時間19日)に本拠地でのレイズ戦に先発登板し4回0/3を2本塁打を含む8安打6失点、2三振無四球で今季初黒星を喫した。打者19人に71球投げた。レイズの筒香嘉智外野手(28)は「7番・三塁」で出場。注目の2度目の対決は遊ゴロ、右飛と2打数無安打に抑えた。チームは3―6で敗れ、連勝は6で止まった。

 生命線の制球が今一つだった。初回を三者凡退で片づけ、2回は相手の走塁ミスによる併殺で切り抜けたものの、3回につかまった。先頭の筒香をカウント1―2と追い込んでスプリットで遊ゴロに仕留めたところまでは良かった。

 しかし、8番キアマイアーに甘いスプリットを右翼線を破る三塁打とされ、続くペレスにも初球の外角スプリットを中前へ運ばれ、先制点を奪われた。次ぐメドーズにも中前打で一死一、二塁。2番ローにボール1からの2球目、外寄りの93マイル(約150キロ)の直球をバックスクリーン左横へ豪快な3ランを浴びた。4連打で4失点。田中はマウンドで放心したかのようの表情だ。

 4回一死一塁で筒香と2度目の対戦。カウント2―1からスプリットで右飛に打ち取った。これでメジャーでの対戦は前回対戦と合わせて4打数無安打とした。だが、再びキーアマイヤーが右二塁打。二死二、三塁とされると次打者ペレスへの5球目にサイン違いかサンチェス捕手が直球を取れずに捕逸で5点目を失った。5回は先頭のメドウズにカウント2―1から4球目のスプリットが落ちずに甘くなり中越えソロを被弾。ここで交代となった、田中は悔しさをかみ殺すような表情でマウンドを降りた。

 田中は7日(同8日)のレイズ戦では5回1安打無失点とほぼ完璧な投球を演じたが、今回は別人。スプリットが落ちず、スライダーも曲がらず、ストライクゾーンに甘く入った変化球をレイズ打線に打ち込まれた。今季初白星が遠い。