大谷超える?異種目二刀流…スピードスケート銀メダリストが大リーグスタメン出場!!

2020年08月06日 12時40分

ゴロをさばくマーリンズ・アルバレス内野手(ロイター=USA TODAY Sports)

 マーリンズのオールドルーキーが注目されている。5日(日本時間6日)の敵地でのオリオールズ戦に「8番・二塁」でスタメン出場したエディ・アルバレス内野手(30)だ。4日(同5日)にメジャー初昇格したばかりだが、何と冬季五輪の銀メダリストという異色の肩書を持っている。米大リーグ(MLB)公式サイトも動画付きで紹介した。

 NBCスポーツ(電子版)によると五輪メダリストのメジャーリーガーは1913~19年にプレーしたジム・ソープ以来、2人目だ。ソープは12年のストックホルム五輪で五種競技と十種競技で金メダルを獲得している。84年ロサンゼルス、92年バルセロナで金メダル2度のバスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンもメジャーに挑戦したが、94年にホワイトソックス傘下2Aでプレーしたのみで、メジャーには昇格していない。

 マイアミで生まれたキューバ系米国人のアルバレスは幼少時から屋外では野球とローラースケートの“二刀流”で、室内リンクの氷上ではスピードスケーターとして活躍の場を広げた。2010年のバンクーバー五輪の出場は逃したが、14年のソチ五輪に米国のショートトラック代表として出場。個人種目ではメダルに届かなかったが、男子5000メートルリレーで銀メダルを獲得している。

 氷上で活躍する一方、14年からホワイトソックス傘下マイナーでプレー。18年には3Aで101試合に出場し、打率2割5分3厘、8本塁打、37打点をマーク。19年はマーリンズ傘下3Aで66試合に出場し、打率3割2分3厘、13本塁打、30打点と結果を出した。今回、ついに念願のメジャー昇格を果たした。ちなみにこの日のオリオールズ戦では2回二死一塁の初打席は一ゴロでその後は一ゴロ、空振り三振で3打数無安打だった。

 新型コロナウイルスの検査でベンチ入り30人中、18人が陽性反応を示し、7月27日(同28日)以降、7試合が延期になるなどチームに定着したマイナスイメージをはね返すきっかけになるか。アルバレスの活躍が楽しみだ。