マリナーズ・菊池雄星が制球力を乱し自滅 4回途中5失点も勝敗付かず

2020年07月27日 11時00分

菊池(中)はあっさり逆転を許し降板した(ロイター=USA TODAY Sports)

 マリナーズの菊池雄星投手(29)は26日(日本時間27日)に、敵地でのアストロズ戦に今季初先発して3回2/3を投げ、5安打5失点、4三振4四球で逆転を許してマウンドを降りたが、味方打線が再逆転。勝敗は付かなかった。チームは7―6で勝って開幕から連敗を2で止めた。

 最速は98マイル(約158キロ)を計測したものの、独り相撲で自滅した。2点をもらって今季の初マウンドに上がった初回、二死一塁からブレグマンに甘い速球を左中間へ適時二塁打されて失点。2回は併殺打で切り抜け、3回は三者凡退に打ち取った。

 ところが4回に制球を乱した。先頭のアルテューベを歩かせ、ブラントリーに一、二塁間を破られ、ブレグマンにも四球を与えて無死満塁。グリエルにカウント2―2から6球目のチェンジアップを左前に運ばれて2点目を失った。

 なおも無死満塁で、菊池は苦しい表情で汗を拭う。ここでコレアとジョーンズから連続の空振り三振を奪ったが、レディックをストレートの四球で押し出し。マルドナドに1ボールから外角速球を引っ張られ、三塁線を破る逆転の2点左前打。あっさり逆転を許すと降板が告げられた。

 菊池はメジャー1年目の昨年、リーグ王者のアストロズ戦には4試合に先発して0勝2敗、防御率5・40。好投した試合もあったが、勝ち星を手にすることはできなかった。相手はメジャーを代表する強力打線。球速はともかく制球を安定させなければ今年も厳しい結果になりそうだ。