ヤンキース・田中将大が打球直撃後初めて打者相手に投球再開 20球投げて安打性の打球は「0」

2020年07月22日 11時00分

ヤンキース・田中(ロイター=USA TODAY Sports)

 ヤンキースの田中将大投手(31)は21日(日本時間22日)に実戦形式の練習に登板した。打者5人に20球投げ、安打性の打球は0だった。4日(同5日)の練習で頭部に打球を受けて軽度の脳振とうと診断されて以来、初の打者相手の投球だった。

 マウンドの前に防御のネットは置かなかった。「初球投げる時にああこの前当たったなとは思いましたけど、それ以降はこれまで通りしっかり投げられたと思います。僕の中で始めから置くチョイスはなかったですね」と説明。「バッター相手に投げられたことは間違いなく大きなステップ、大きな一歩だったと思います」と力を込めた。

 先頭の右打者のヒガシオカを速球で右飛、続く右打者のサンチェスをスプリットで捕邪飛に打ち取った。左打者のウェードに四球を与え、右打者のラメーヒューをスライダーで遊ゴロ、左打者のフォードに四球。ここで20球となったため終了した。次は中4日でライブBPでは35球から40球をめどに投げる予定だ。

「まだバラツキはありましたけど、この数少ない投球数なのでしっかり強度をかけて、負荷をかけて投げられればと思ったので、第一のテーマとして持ってた部分ではしっかりとやれたので、そこは良かったと思います」と手応えを口にした。

 田中は23日(同24日)からの開幕戦ではローテーションを外れるが、早ければ31日(同8月1日)に本拠地ヤンキー・スタジアムでのレッドソックス戦で今季初登板となる。キャンプが3月13日(同14日)に中断される前にオープン戦に3度登板したものの、キャンプ再開後は一度も試合で投げることなく本番突入となる。不安はないのか。

「とにかく今マウンドに上がって投げられるだけでいいんで、不安というよりはもうやるしかねえという感じですかね。この状況で四の五の言ってられないですね」と腹をくくっている。言葉は不要。田中はマウンドで結果を出す。