エンゼルス・大谷翔平の二刀流復帰 エンゼルスのプレーオフ進出確率を押し上げるのか

2020年07月21日 09時57分

エンゼルス・大谷翔平

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は20日(日本時間21日)の敵地でのパドレスとのオープン戦に帯同しなかった。19日(同20日)の紅白戦に登板し、変則的な5回で73球を投げ、5安打無失点、6三振4四球。登板翌日の回復に努めたようだ。

 米スポーツ専門局ESPN(電子版)は大谷の3度目の紅白戦登板について「シーズンが始まる前の最後のチューニング先発登板はこれまでと比べて断トツで励みになるものだった」と好意的に捉えた。米大リーグ公式サイトは「日曜日の大谷はシャープだった」と評価した。

 そんななか、オレンジ・カウンティー・レジスター紙(電子版)はエンゼルスのプレーオフ進出についての分析記事を掲載した。

「短いシーズンでは、1つの失敗でチームを転落に導きかねないが、エンゼルスのようにシーズン勝率5割でプレーオフに後一歩及ばないと予想されたチームにはむしろ好都合かもしれない」

 まず、米野球統計サイト「ファングラフス」で、エンゼルスのプレーオフ進出の可能性が通常の162試合制の18・9%から60試合制では32・4%と大きくアップしていることを引用。

 2019年は72勝90敗に終わったが、そのうちベストな60試合は5月17日から7月24日までで、34勝26敗の勝率5割6分7厘。162試合なら92勝の計算だ。

「3月にシーズンが開幕していたら先発できなかった大谷翔平とカニングが、健康な状態で先発登板できることは数字に含まれていない」と付け加えた。ただし、7月23日からシーズン最終戦の9月29日までのワースト60試合は19勝41敗の勝率3割1分6厘とお寒い成績だった。

 昨年のワールドシリーズを制したナショナルズも開幕50試合は19勝31敗と散々なスタートを切ってからの大逆転だったため、「短いシーズンであるからこそ、何が起こってもおかしくない」と期待を寄せた。エンゼルスが躍進すれば、その中心は間違いなく大谷だ。