大谷が3度目の紅白戦登板で開幕二刀流へ圧巻デモ 5回6奪三振と制球力が大幅改善

2020年07月20日 11時00分

投手復帰も順調なエンゼルス・大谷(ロイター)

【ロサンゼルス発】二刀流復活に奪三振ショーだ。エンゼルスの大谷翔平投手(26)は19日(日本時間20日)に変則ルールの紅白戦に先発した。一昨年10月の右ヒジ手術以来、3度目の実戦で、開幕前の最後の調整登板だった。5回を投げ、打者22人に73球、毎回の6三振を奪い、5安打1失点、4四球。45球がストライク(ストライク率61・6%)と制球力が大幅に改善した。試合後、オンライン会見をした大谷は満足そうな表情。「投げるたびに良くなってきているかなと思います。全体的にバランスよく投げられた。追い込んでからの変化球もいまひとつのところもありましたけど、全体的には前回よりも進歩していたかなと思います。カウントも、追い込んでからの真っすぐもコースに行くボールもありましたし、良かったかなと思います」と手応えを口にした。

 2018年9月2日以来の投手復帰について聞かれると喜びがあふれた。「楽しみにはもちろんしていますし、その前にバッターの開幕があるので、出るか分からないですけど、出るつもりで。まずはそこが最初の試合なので、チームとして勝って、2戦目も勝って、3戦目投げると思うのでそこで合わせたいなと思います」。3戦目の26日(同27日)の先発が予定されていることを明かした。

 初回は先頭の左打者ウォルシュを追い込んでからスプリットで空振り三振。2回は一死三塁で右打者のアデルをスライダーでバットに空を切らせた。3回は先頭のウォルシュ、右打者のハーモショを連続三振に仕留め、4回は二死後、アデルを外角の真っすぐで見逃し三振。5回は二死後、左打者のマーシュから空振り三振を奪った。ただ、球数が少なかったため、続投。2者連続の四球を与えたところで降板した。

 7日(同8日)は3回相当で50球投げて7四球と大荒れ。ストライクはわずか15球(同30%)だった。13日(同14日)は4回途中まで投げ、64球で5四球。ストライクは26球(同40・6%)と修正。ここまで順調といっていいだろう。

 18年に投打でメジャーデビューした思い出の地、オークランド・コロシアムで二刀流のリスタートだ。