19年WSチャンピオンズリング贈呈式でストラスバーグに“悲劇”

2020年07月10日 16時00分

ストラスバーグ(ロイター=USA-TODAY-Sports)

【ロサンゼルス発】2019年のワールドシリーズ(WS)を制したナショナルズは9日(日本時間10日)にようやくチャンピオンズリングの贈呈式を行った。一緒にテレビ会見したデーブ・マルティネス監督(55)は満面の笑みだったのに対して、WSでMVPに輝いたエース右腕のスティーブン・ストラスバーグ(31)は硬い表情だった。実はショックを受けることがあったのだ。

 例年は本拠地開幕戦などで大々的に行われるリングセレモニーだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ナショナルズナインはクラブハウスで指輪を受け取った。
 ダイヤ170個、サファイア32個、ルビー55個があしらわれ、計23・2カラット。表は真っ赤な本拠地ワシントンのイニシャル「W」が目立つとても美しい指輪だ。

 ビデオ会見したストラスバーグは待ちに待ったリングを手にし、どう感じたのかを聞かれると、「すごく特別な気持ちでリングを受け取ったが、最初少しナーバスになった」と表情は硬かった。一転、「実は、箱の外側についていた自分の名前のつづりが間違っていたんだ。幸いにも指輪には正しく記されていたからうれしかった」とにやけながら珍エピソードを披露した。

 ファンらに見せられないのは残念だったが、チームメートらのリアクションを見ながら一緒に箱を開けることができたのはうれしかったと語り、「シーズン中の印象的な瞬間が表現されていて、見た瞬間に思い出させてくれる。素晴らしいデザインで、特別なものに仕上げようと頑張ってくれたのが分かる。持って帰って早く子供たちに見せたいよ」。マウンドではシリアスな表情のストラスバーグだが、この日は笑顔が印象的だった。