メッツ デービス打撃コーチ 驚きのリモート打撃指導

2020年07月03日 16時30分

 何とリモートで打撃指導だ…。メッツのルイス・ロハス監督(38)は2日(日本時間3日)にビデオ会見を開き、チリ・デービス打撃コーチ(60)が3日(同4日)に本拠地シティ・フィールドで再開するキャンプに合流せず遠隔から選手を指導すると発表した。

「彼は選手やコーチ陣の助けとなる。ただキャンプ開始時に我々とともにはいない。どのタイミングで合流するかは不確かだが、リモートで仕事をする。彼の知識や経験はとても貴重だ」。レギュラーシーズン開幕後も不在の可能性をにおわせた。直接の指導は打撃コーチ補佐や打撃コーディネーターが行うという。

 デービス・コーチは現役時代にエンゼルスやヤンキースなどで19年プレーし、両打ち歴代5位の通算350本塁打を放った長距離打者だ。通算2380安打と確実性も備えていた。1999年にヤンキースのワールドシリーズ連覇を花道に現役引退し、2012年からアスレチックス、レッドソックス、カブスで打撃コーチを歴任、昨年からメッツに加わった。するとチーム打率2割3分4厘でメジャー29位だった弱小打線を同2割5分7厘の同11位に立て直した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界中で仕事や教育など様々な分野でリモートが浸透した。それにしても、メジャーでリモート打撃指導とは驚きだ。メッツ打線にどんな影響が出るか。選手はどう受け止めるのか。とても興味深い。

 (沢田敏典通信員)