山口俊所属のブルージェイズに難問浮上 MLBがカナダ政府に開催手続き申請せず

2020年06月26日 11時00分

 巨人から移籍した山口俊投手(32)の所属するブルージェイズに難問が浮上した。米大リーグ機構(MLB)は7月23日(日本時間24日)か同24日(同25日)に今季開幕することを決めているが、同球団の本拠地はカナダのトロントにある。カナダ政府は今夏の開催を認める方針だったが、AP通信によると、MLBが必要な手続きを取っていなかったという。

 24日(同25日)までに、MLBがカナダ政府に試合開催の計画案を提出したとも報じられているが、同国は少なくとも7月21日まで国境の不要不急の通行を認めておらず、入国を許可されても14日間の隔離が義務付けられている。この措置は延長される可能性が高く、そうなれば対戦相手も2国間をスムーズに行き来できない。

 ブルージェイズにはフロリダ州内のキャンプ施設を本拠地として使用する可能性があった。ただ新型コロナウイルスの感染者がキャンプ施設で確認され、MLBは同州とアリゾナ州にあるすべてのキャンプ施設を一時的に閉鎖した。

 カナダ当局の承認が下りず、フロリダ州内の施設も再開されない場合、集合日が7月1日の2次キャンプを含めてどうするのか。現時点では傘下の3Aが本拠地を置くニューヨーク州バファローか、2Aのニューハンプシャー州マンチェスターで開催する案も検討されている。