米大リーグ選手会がMLB今季開催案に合意

2020年06月24日 11時06分

 米大リーグ選手会は23日(日本時間24日)に米大リーグ機構(MLB)が強行開催を決めた2020年シーズン開催案に同意した。複数の米メディアが伝えた。CBSスポーツのMLBアナリストでレッズやナショナルズでGMを務めたジム・ボーデン氏が自身のツイッターで速報。7月1日(同2日)に2度目のキャンプを開始し、開幕は7月24日(同25日)になる見込み。66日間で60試合の日程だ。

 ボーデン氏によると、公式発表はまだだが、選手会はMLBが提案した60試合制に同意。新型コロナウイルスに対する健康と安全策の見直しを求めているという。

 5月12日(同13日)から始まったシーズン開幕に向けての交渉は、試合数の縮小による年俸の削減幅で対立。最終的にMLBが22日(同23日)に今季を強行開催することを決定し、選手会は同意した。

 CBSスポーツ(電子版)は23日に今季のメジャーが60試合制で実施された場合の選手の年俸の独自試算を掲載した。今季のメジャー最高年俸3770万ドル(約40億1000万円)のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が実際に受け取る総額は1400万ドル(約14億9000万円)となり、同2位の3600万ドル(約38億3000万円)のゲリット・コール(ヤンキース)は1330万ドル(約14億1000万円)だ。4月と5月に選手に支給された総額1億7000万ドル(約181億円)の一時金が含まれるという。

 一方、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は自身のツイッターに「528人(42%)の選手は残りシーズンで、10万ドル(約1065万円)以下の受給になる。一時金を受給済みのため」と指摘した。選手の格差が浮き彫りになり、ファンから「開幕が遅れたのは高給取りのわがまま」との批判が高まりそうだ。