MLB開幕どうなる?選手会は「60試合制」に合意するしかない?

2020年06月22日 11時30分

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは21日(日本時間22日)に選手会のトニー・クラーク専務理事に対し、提案している開催案の一部変更を求める書簡を送付した。米スポーツ専門局ESPNのパッサン記者によると「もし20年シーズンがフルで実施できなかった場合、21年シーズンのプレーオフ拡張と全試合でのDH制(の提案)をキャンセルとしたい」という内容。同記者は「マンフレッドによる譲歩案は、(協議を続けている)MLBと選手会にとって、最後にしてベストなチャンスになるかもしれない」と意見を述べた。

 レギュラーシーズン60試合制は、MLBからの最後の提案となる可能性が高いといわれている。複数のメディアが近日中にも代表者による賛否の採決が行われると報じているが、21日は行われなかった。USAトゥデー紙のナイチンゲール記者は自身のツイッターに「本日、投票は行われなかった」と投稿。また、「60試合制の開催案はまだ残っている状況だが、キャンプは6月29日(同30日)から7月4日(同5日)の週にずれ込むことになりそうで、7月24日(同25日)から27日(同28日)あたりにシーズン開幕ができれば」と、合意した場合の今後の見通しについて指摘した。

 米国では新型コロナウイルスの感染者が今も増加の傾向にあり、フロリダ、アリゾナ両州のキャンプ施設が19日(同20日)に一時閉鎖された。協議では年俸面とともにコロナ感染対策も懸案事項に挙げられており、シーズン開始に向けてガイドラインの見直しは必至。

 CBSスポーツ(電子版)はMLBと選手会の協議が延びるほど60試合制に合意するしかなく、開幕の可能性が上がるとし、「父の日に何も新しいニュースがないのは良いこと」と伝えた。選手会はどんな答えを出すか。