今季開催案 MLB側と選手側それぞれの主張

2020年06月11日 16時30分

【マサチューセッツ州ボストン発】米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは10日(日本時間11日)にMLBネットワークの番組で今季開催について「100%だ」と断言した。また、MLB幹部3人から証言を得たUSAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者も「メジャーは今季は間違いなく実施される」と伝えた。

 同紙(電子版)は10日(日本時間11日)に「新型コロナウイルスの影響によりレギュラーシーズンの開幕が遅れている今季の開催案を巡り、MLBと選手会の交渉が合意に達しなかった場合、マンフレッド・コミッショナーは選手会の承認なしで最低50試合のレギュラーシーズンを強行開催させる」と報じた。3月に合意した際に選手はMLBの決めたスケジュールに従うことを確認したという。

 ただし、この決着は最悪だ。MLBの上層部に所属する一人は「もし、我々が近日中に合意に達することができなければ、それは醜悪なものになる。まさに醜悪だ。そして、悪い方へと向かってしまうだけだ」と語っている。

 選手会は9日(同10日)にこれまでの「114試合制」を取り下げ、「7月10日(同11日)開幕の89試合制」と試合数に比例した年俸を対案として提出した。年俸の割合を114試合制の70%から55%に減らす譲歩案だ。しかし、これまで3度の提案で33%を維持してきたMLBおよびオーナー側は歩み寄るか。