米スポーツメディアが46人解雇

2020年06月06日 16時30分

 米スポーツサイト、アスレチックのケン・ローゼンタール記者(57)が自身のツイッターを通じて「アスレチックの悲しい日になった。46人の兄弟姉妹(スポーツライター仲間)が解雇された」と報告した。創設メンバーの一人でカブス番のサハデブ・シャルマ記者は「46人の同僚が今日で去ることになった。とても悲しく、つらい日だ。もし才能あるライターやプロデューサーを探しているのであれば、今日、彼らを雇用することができます」と同業者に呼び掛けた。

 スポーツ界を含む北米メディアの第一線で働く記者やリポーター、カメラマンなどの技術者の多くはフリーランスで、キャリアアップとなる移籍や解雇は日常的に行われている。前出のローゼンタール記者のキャリアはローカル紙から始まり、ボルティモア・サン紙、スポーツ・イラストレイテッド誌、フォックススポーツなどを経て2017年8月からアスレチックとなっているが、決して順風満帆というわけではない。

 アスレチックは16年1月、シカゴを拠点にカブス、NHLのブラックホークスに関する有料記事の配信からスタート。今では大リーグ全30球団に番記者を配置するまでになっていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で職を失ったメディア関係者は少なくない。選手会との交渉がまとまらず、再開のめどが立たない大リーグの情勢も、今回の解雇劇に影響を与えたと見られる。