MLBオーナー数人「開幕望まない」

2020年06月01日 11時30分

【マサチューセッツ州ボストン発】米大リーグ機構(MLB)は7月上旬のレギュラーシーズン開幕を目指しているが、米スポーツ専門局ESPN(電子版)は5月31日(日本時間1日)に関係者の話として、オーナー陣の何人かが、年俸などにかかる経費や損益を抑えるためにも今季の再開を望んでいないようだと伝えた。

 メジャーは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕延期となっており、チケット収入やテレビの放映権など、ほとんどの収入が途絶えており、球団の経営状況は厳しさを増している。5月末には職員やスカウトの解雇や一時帰休、傘下マイナーの選手の解雇が相次いだ。

 現在、MLBと選手会が開幕に向けて交渉しているが、さらなる減俸を提示された選手側の反発は強く、合意の気配はない。選手会は開催案の82試合ではなく、100試合以上の実施の逆提案を行い、3月末に合意した試合数に応じた給与の受け取りを譲らない構え。

 ファンが開幕を楽しみにしているのは間違いなく、今季中止を希望するオーナー陣の出現により、選手会への批判が高まりそうだ。