ドジャース・プライス マイナーリーガーに一人当たり1000ドルを寄付

2020年05月30日 16時30分

【マサチューセッツ州ボストン発】レッドソックスからドジャースへ移籍したデービッド・プライス投手(34)が大リーグ40人枠に入っていない傘下のマイナーリーガーに対し、6月中に一人当たり1000ドル(約10万7000円)を寄付することになった。

 ドジャースで40人枠に入っていない選手は約200人いるといわれる。レンジャーズの秋信守外野手も4月上旬に同額の寄付を行っているが、今季の年俸は通常であれば約3200万ドル(34億4900万円)に上る通算150勝左腕の粋な計らいに米NBCスポーツのウェブサイトは「大変素晴らしい行為」と称賛している。

 大リーグは7月上旬の開幕を目指し、選手会との交渉が続いているが、マイナーリーグに関しては公式戦中止の可能性が高く、削減や消滅を余儀なくされるマイナー球団も多く、相当厳しい状況に立たされている。

 マイナー選手は大リーグ機構との取り決めにより、5月末までは一律で週400ドル(約4万3000円)の支給が約束されているが、6月以降の支援については球団によってまちまちだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は29日(日本時間30日)、自身のツイッターにマリナーズが50人以上のマイナー選手を解雇することになったと投稿。エンゼルスなど球団職員の給与を5月末で打ち切り、6月以降は一部の職員に対して帰休制度を取る球団がある一方、ロイヤルズのように150人近い職員に減給措置を取らない決定を下した球団もある。メジャーだけでなく、マイナーの諸問題も深刻化している。