MLBの改革案に選手会反発 球団との収益折半どうする?

2020年05月13日 11時30分

 米大リーグ機構(MLB)は12日(日本時間13日)に米大リーグ選手会に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっている今季について7月4日(同5日)の独立記念日前後に無観客でレギュラーシーズンを開幕する開催案を提出した。11日(同12日)にMLBのマンフレッド・コミッショナーと30球団のオーナーが合意している。

 CBSスポーツ(電子版)などによると、(1)試合数は通常の半数の82試合前後。(2)ベンチ入り登録は30人まで増やす。(3)プレーオフは10月に実施し、ワイルドカードの枠を2つずつ増やして14チームで争うなどだが、最大の争点は「収益は球団と選手で折半」だ。3月に試合数に応じた年俸を支払うことで合意しているため、さらなる減俸を強いられる可能性があり、選手会の反発は必至だ。

 ヤンキースなどで活躍し、メジャー通算409本塁打のマーク・テシェイラ氏(40)は自宅から米スポーツ専門局ESPNの番組に出演し、選手会に合意するように提言した。

「選手たちはこの条件を受け入れるべき」「問題とするべきなのは、給料がカットされた人、失業した人、命を失った人、リスクを負いながらも(医療やスーパー等の)最前線で働く人が世界中にたくさんいるということだと思う」「(今季の)1回だけのことだ。折半は決してクレージーなことではない」などと熱弁をふるった。

 また、米スポーツ専門局ESPN(電子版)でジェフ・パッサン記者は独自の計算で、折半の方が選手にとって得になる可能性があるとしている。選手会は歩み寄るのか。