【米国・マサチューセッツ州ボストン1日(日本時間2日)発】まだ30歳の元アスリートでさえも…。アスレチックスは、傘下マイナーでプレーしていたドミニカ共和国出身のミゲル・マルテ氏が、新型コロナウイルスの影響により死亡したと発表し、衝撃が広がっている。亡くなったのは4月28日で、享年30。

 マルテ氏は2008年から12年、アスレチックス傘下マイナーのルーキーリーグや1Aでプレーし、一塁手や捕手、外野手を務め、通算5年で16本塁打、117打点を挙げていたが、13年以降は大リーグ傘下の球団には所属していない。

 アスレチックスは公式ツイッターでマルテ氏の家族と友人に追悼の意を表明するとともに、残された妻ヤスミンさんと、双子の子供たちへの支援を目的とするファンド・レイジングのサイト「サポート・ミゲル・マルテズ・ファミリー」にアクセスできるリンクを紹介している。