新型コロナウイルスの影響で外出禁止が続く中、自身のユーチューブのサブチャンネル「ダルビッシュのゲームチャンネル」を精力的に更新するカブスのダルビッシュ有投手(33)が、ゲームをしながら話すエピソードが注目を集めている。

 23日に更新した回では日本ハムに在籍していた2009年WBC時の夜の“やらかし事件”を暴露。投手陣のリーダー役だった松坂大輔投手(39=当時レッドソックス)が開催した焼き肉店での投手会で記憶がなくなるほど泥酔し、岩隈久志投手(39=当時楽天)に介抱してもらった話を惜しげもなく公開した。「松坂さんを飲ませようと、大輔コールをして。ほんまに若いなと思うんですけど、ダ、イ、ス、ケ!って」

 酒は強いというダルビッシュは自身のSNSでも時折、お気に入りのウイスキーなどを投稿している。「松坂さん飲ませるには僕らも飲まなきゃいけないから、その時も泡盛のロックとかガンガン一気飲みしまくってて、今までの人生で3本の指に入るくらい飲んだ。松坂さんはうまいことかわしながら飲んでいたが、僕らは調子にのって飲んでいて、途中から記憶がないんですよ」と苦笑。歩くのも精一杯となったダルビッシュを、飲酒をしない岩隈がホテルまでタクシーで同行することになったそうだ。

「岩隈さんって神様なのかなっていうくらい優しい」と何度も強調するダルビッシュは、部屋にたどり着く前にホテルの1階のトイレで朝4時まで寝てしまったという。10年以上前の出来事とは思えないほど面白おかしく語っており、当時世界一をとったチームの仲の良さを物語る回想だ。

 この動画を見た岩隈が自身のインスタグラムで反応。「覚えててくれてありがとう。懐かしい! あの時は本当に心配したわ! 笑」とダルビッシュにメッセージを送った。