ジーター氏「米野球殿堂入り式典」中止も

2020年04月06日 11時30分

ジーター氏

 今年7月の「米野球殿堂入り式典」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定通り開催されるか微妙になってきた。ニューヨーク州の5日(日本時間6日)の感染確認者数は前日より約8000人増の約12万2000人。米野球殿堂博物館は同州クーパーズタウンにあるのだ。米スポーツ専門局ESPN(電子版)が「クーパーズタウンの悲劇」と題した特集で野球誕生の地における厳しいビジネス状況を伝えている。

 クーパーズタウン周辺には数多くの野球グラウンドがあり、少年野球などのキャンプ施設も充実。野球シーズンになると飲食店や土産物店、ホテルなどは書き入れ時だ。しかし、同電子版によると今年は新型コロナの感染爆発で宿泊施設のキャンセルが相次ぎ、レストランやバーは閑古鳥が鳴いているという。

 現在、殿堂博物館は閉鎖中。殿堂入り選手やメジャーOBによるエキシビションゲームが行われる5月22~24日(同23~25日)に開催予定だった「殿堂クラッシック・ウイークエンド」は中止となった。ちなみに2014年の同ゲームでは松井秀喜氏が右越え本塁打を放っている。

 その後は7月24~27日(同25~28日)に「殿堂入りウイークエンド」が控え、メインイベントの「殿堂入り式典」が7月26日(同27日)に予定される。今年の殿堂入りは4人。全米野球記者協会の投票で選ばれた通算3465安打のデレク・ジーター氏と首位打者3度のラリー・ウォーカー氏。ベテランズ委員会の選考による2472安打のテッド・シモンズ氏と1966年から82年まで選手会専務理事を務めたマービン・ミラー氏だ。

 しかし、感染拡大が止まらない現状ではジーター氏らの式典を予定通りに開催することは難しいだろう。終息を祈るしかない。