YES新番組で「2004年東京ドーム開幕戦企画」松井はロックスターだった

2020年04月01日 11時31分

04年3月30日、1打席目に右中間二塁打を放った松井

 ゴジラは今でもニューヨークで愛されている。ヤンキースの試合を中継するニューヨークのスポーツ専門テレビ局YESネットワークは3月30日(日本時間31日)に公式サイトの新番組「YES We’re Here(イエス、我々はここにいる)」で松井秀喜氏(45)と2004年3月のヤンキースの東京ドーム開幕戦を取り上げた。

 メジャーの開幕が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、野球に飢えているファンのための番組で、同局のパーソナリティーと野球関係者がトークでテーマを掘り下げる。

 松井氏について語られた回では、ヤンキースなどでプレーして現在は同局で解説を務めるジョン・フラハティ氏が思い出を振り返った。同氏は控え捕手として東京ドームで同年3月30、31日に開催されたデビルレイズ(現レイズ)との開幕シリーズに参加した。

「秀喜は前年に米国で才能を証明し、我々はゴジラが故郷に帰ってどれほどの存在なのか知りたくてエキサイトしていた。彼は目立ちたがり屋ではなかったし、注目を切望しないタイプだったが、日本ではまるでロックスターのようだった」。日本のファンの熱狂ぶりにに驚いたという。

 ちなみに松井氏は2戦とも「2番・左翼」で出場し、初戦の1打席目に右中間二塁打、2戦の2打席目に右前適時打、3打席目に右中間に駄目押し2ランを放った。

 さらにフラハティ氏は「たぶん彼はトーリ監督にとってパーフェクトな選手だったと思う。左翼の守備は素晴らしく、打線の中軸を打って毎年のように100打点を稼ぐ。レッドソックスのある関係者は走者を置いた時の松井秀喜は誰よりも怖い打者だとも言っていた」と明かした。

 ピンストライプのユニホーム最終年の09年のワールドシリーズでMVPに輝いたとはいえ、在籍わずか7年。打撃タイトルを取ったわけでもない。それでも地元テレビ局の新企画で取り上げられるのは強烈な印象を残したからだ。ヤンキースファンの記憶に松井氏は永遠に残る。