ヤンキース田中 コロナ禍に困惑も「野球より大事なことはもちろんある」

2020年03月16日 07時32分

取材に応じた田中(左)

【フロリダ州タンパ発】ヤンキースの田中将大投手(31)が15日(日本時間16日)に新型コロナウイルスの感染拡大の影響でオープン戦を中断以降、初めて日米報道陣の取材に応じた。開幕延期への思い、今後の調整法、私生活への影響など揺れる心境を語った。以下一問一答。

【日本メディア】

 ――刻々状況が変わる中で現状とこれからのことを聞かせてほしい。ブルペンで投球したか

 田中:はい。少し投げました。

 ――球数は

 田中:25球です

 ――今後はどういう形で練習を

 田中:それは僕にも現時点では分からないです。日に日に状況は変わってますし、今後もどうなるか分からないので、まだどうなるかということは現時点でみんな分かんないと思います。

 ――どんな判断がなされても自分のやれる準備をするだけと言っていたが、オープン戦の中止と開幕延期を伝えられ、その判断をどう思うか

 田中:いやそれはしょうがないんじゃないですか。遅かれ早かれ他のスポーツもそうでしたし、いろんな州でも規制があったりとか出ていたわけなんで、それはしょうがないことだと思いますけど。

 ――個人的に気をつけていることは

 田中:手洗いだったり、消毒したりとかですし。まあそんな感じですか。

 ――一部報道によるとグループ練習ができないと選手に伝えられたそうだが、キャッチボールやブルペンはこれからも継続してできるのか

 田中:それは僕も分かんないです。

 ――開幕に向けて逆算して仕上げていくことになるが、ただ開幕がいつになるか分からない状況で今後のペースとしては一時的にちょっと…

 田中:落とすと思いますよ。それはね、ずっと高いところでやり続けてもしょうがないですから。ターゲットとなる日がはっきり決まってないわけなんで、決まってすぐ始まるということはないと思うので、ある程度少し準備する期間というものは出てくると思うんで、そこがきた時にしっかりと上げられる状態だけは保っておきたいと思いますけど、ただ少し落とすことになるとは思いますけど、現時点では。

 ――全員一致でここでやろうとなったが、それもこの先分からないという意味でチーム内の戸惑いとかショックはあるか

 田中:この状況は普通ではないと思うんで、それは個人個人いろんな受け取り方があると思うし、状況はずっと変わってくと思うからどうなるか分かんないです。それは。

 ――自身はキャンプで順調だっただけに残念さ無念さはあると思うが
 田中 それはもう関係ないですね。それはしょうがないですから。この状況ですから。野球よりも大事なことというのはもちろんありますから。うん。それはしょうがないですね。

 ――コントロールできないことはしょうがない。その場その場でベストを尽くすと言ってるが、今はベストが何か分からない状況か

 田中:それもありますよね。まあそれはもう、後はやっておきながら、時が解決してくれるか分かんないですけど、それで見えてくるものも、もちろんあるでしょうし、としか今は言えないですけどね。

 ――登板予定だった金曜日(13日=同14日)は投げたりしたのか

 田中:いやしてないです。キャッチボールしただけです。

 ――希望としてはタンパに残って調整したいか

 田中:ニューヨーク行っても寒いですからね。もちろんこっちの方が気候がいいですし、ここで練習ができるなら一番いいですけど、それもどうなのかわからないんで、何とも言いようがないですね。

【米メディア】

 ――昨日、ベンチコーチがおかしな状況とコメントしたが、この状況をどう感じているか

 田中:もちろん普通ではないですよね。普通ではない状況ですけど、これが今現実なので、その中で、自分たちでしっかりできることをしていくことが大事だと思います。
 ――火曜日(17日=同18日)に球場に来る予定は

 田中:まだね、毎日、日に日に状況が変わっていますから、来るとは言えないですよね。状況がころころ変わっていますから、絶対に来るとかそういうことは言えない。

 ――この先はどうしていくのか。強度を下げるのか。

 田中:みんな分からないですからね。この状況は初めてだし、まあでもずっと高いところをキープしてということにはならないと思いますけど。

 ――今日はブルペンでキャッシュマンGM以外に誰か立ち会っていたか

 田中:キャッチャーだけ。
 ――誰が受けた

 田中:(ブルペン捕手の)ラドリーです。

 ――球場外でスーパーで行列とか影響を受けていることは

 田中:そうですね。やっぱり人が多いなと思ったり、品が少しなくなっている部分があったり、物によっては、というのは見ていて感じますけど。

 ――日本で五輪が予定されているが、考えや思いは

 田中:まだ終息するというところを見せてきてないと思いますので、どうなるかというのはもちろん僕も分からないし、でも一番大事なのはこれを早く終息させていくということが最優先されることなんだろうなというふうに僕は想像していますけど。

 ――現時点では状況が変わるまでタンパにとどまる予定か

 田中:今日、今現時点ではそうですけど、さっきも言ったように日に日にいろいろなことが変わるので、ちょっとまだ分からないですよね、先のことは。現時点ではそうです。

 ――開幕がもっと延びてシーズンの大半がなくなる心配は

 田中:その可能性はありえると思うし、でも今は野球がどうこうというよりはやっぱりこの状況を収めていくということが最優先されると思うので、それはしょうがないと思いますね、そうなったら。

 ――ニューヨークでここと同じようなトレーニングはできると思うか

 田中:なかなか難しいと思いますね。気候が違うし、こちらのように暖かいわけではないので、僕が思うに、同じようにはというのは少し難しいかもしれないですね。外で思い切りやったりというのは。

 ――レストランに行かないとか、人が集まるところに行かないとかは気にしているか

 田中:もちろん、こういう状況ですから、必要最低限というか、もともと、あまり外に出ないから。

 ――情報というのはどこから入っているか。選手は出入りしているけど、選手会からとかか

 田中:チームの人間から聞いたり、あとは選手会ですか? そういうところから出てきた話を聞いてという感じですかね。