ニューヨークのメディアが大々的に報道「スポーツ界が止まった日」

2020年03月14日 16時30分

【フロリダ州タンパ発】田中将大投手(31)の所属するヤンキースは13日(日本時間14日)、新型コロナウイルス感染拡大の影響ですべてのオープン戦中止とシーズン開幕の最低2週間延期が決定されたことを受け、他チームと同様に「パンデミックによる国家緊急事態のため決定を支持する」との声明を発表した。

 ヤンキースの地元、ニューヨークのメディアは前日のMLBの決定を大々的に報道。ニューヨーク・ポスト紙は「2020年3月12日、スポーツ界が止まった日」とMLBやNBAのロゴマークとともに黒い背景に白文字だけでスポーツ1面を構成。デーリー・ニューズ紙もロゴマークにキャンセルや中断の文字を重ね「13日の金曜日、ブラック・フライデー」と伝えた。

 この日のヤンキース・キャンプ地にはオープン戦がすべてキャンセルされたにもかかわらず、本球場前のチームストアには買い物をするファンが多く訪れていた。前日にジョージア州から来たという日本人女性は「今日はヤンキースで明日はレイズの試合を観戦するつもりでした」とため息交じり。本来は田中が先発予定だったと知ると「二重のショックです」とがっかりだった。

 その脇でスタッフたちが必要のなくなったセキュリティーゲートを運び出し、トラックの荷台に載せていた。「寂しくなるねえ。シーズンはいつ開幕できるのだろう」とスタッフの一人は早期再開を願っていた。