ブルージェイズ山口またも被弾 3試合連続5本目

2020年03月11日 11時30分

またも被弾した山口(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州タンパ発】ブルージェイズの山口俊投手(32)は10日(日本時間11日)に敵地でのヤンキースとのオープン戦に2―1の5回から2番手で登板して3回を1被弾を含む2安打1失点、2三振1四球だった。打者12人に51球を投げて、MAXは米移籍後最速の93マイル(約151キロ)をマーク。

 本塁打された甘い速球以外は全球種がキレもコマンドも悪くなかった。立ち上がりの5回は先頭のアンドゥハーに中前打されたが、二ゴロと中飛に打ち取った後、二死二塁から8番ギテンスをスプリットで空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 6回は二死から四球と盗塁で得点圏に走者を進められた。3番トーレスに左翼後方へ鋭い打球を放たれたが、左翼手のフィッシャーがバックしながらダイビングキャッチする超美技に救われた。7回は先頭のボイトをスプリットで空振り三振させ、続く5番アンドゥハーを二飛で二死。無失点で3回を投げ切れるかと思われたところで落とし穴が待っていた。

 6番ヒガシオカに対してカウント2―2からの91マイル(約148キロ)の速球が真ん中に入り、中堅バックスクリーン左へソロ本塁打を喫してしまった。次打者を遊ゴロに仕留めて3つ目のアウトを取って降板した。

 山口は「結果どうこうよりも自分の間合い、投球フォームでやっと投げられだしたかなという感覚は出てきました。今日はしっかり軸足に乗ってためを作って投げることがマウンドでできたので、その辺は一歩前進かなと思います」と振り返った。

 この日も一発を浴びて被弾は3試合連続で合計5本目。「カウント2―2からの高め真っすぐというところで、正直ボールにしたくないという気持ちの整理がつかないまま投げて、結果それでホームラン。ボールでもいいから振ってくれたら三振、見逃してボールで、次の球で勝負という割り切りまでもっていければ失投はなくなるのかなと思っています」と反省した。

 先発ローテーション入りを目指しているが、現状では最後のイスである5番手争いで後れを取っている。それでも「こうやってちょっとずつでも調整して上がっていけば、少なからずチャンスはあると思っているので、結果を出し続けるだけです」と前を向いた。

 次回登板は中4日で15日(同16日)のオープン戦の予定。チームは2つに分かれ、本拠地でのヤンキース戦か、敵地でのタイガース戦に先発する。26日(同27日)の開幕まで登板機会は3度ほどだろう。厳しい状況ではあるが、勝ち抜くためにはマウンドで結果を出すしかない。