大谷チャリティーイベントの“お約束”「丸刈り」今年は見送り

2020年03月10日 11時30分

2打数無安打の大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【ロサンゼルス発】エンゼルスの大谷翔平投手(25)は9日(日本時間10日)の本拠地でのインディアンスとのオープン戦に「4番・DH」で先発し、2打数無安打、1四球1得点だった。先発の左腕アレンと対戦した2回先頭は初球から積極的に振ったが二ゴロ。3回一死一塁はマイナーの右腕から四球を選んだ。4回二死一、三塁は右腕メイトンの初球、内角速球をバットを折りながら右前へ運んだが右翼手に好捕された。

 この日、大谷が注目されたのはバットだけではない。7日発行で報じた「丸刈り」にするかどうかもだ。エンゼルスは試合前に小児がん患者やその家族への支援金を集めるためのイベント「ボールディング・オール・エンゼルス(エンゼルスたちを丸刈りにする)」を開催した。

 これはマドン監督が所属チームとコラボして行ってきたチャリティーイベントで、今年で9回目。小児がんへの支援、認知度を高める目的で行われ、参加者は100ドル(約1万200円)の寄付をすると支援のお礼に頭髪を刈ってもらえるというもの。治療の副作用で頭髪を失ってしまった子供たちと同じ髪形になる、という意味もあって丸刈りにする。

 例年、マドン監督を始め選手らも丸刈りにして多くの寄付金を集めてきたが、先日、大谷を説得中と話していた。

 気になる結果だが、試合を見る限りでは大谷の髪形に変化はないようだ。エンゼルス番のトレス記者やフレッチャー記者のツイッターなどを見ると、マドン監督とともに内野手のフレッチャーやラステラが丸刈りにしている写真はアップされたが、大谷の姿はない。どうやら今年は見送ったようだ。

 なお、このイベントで集まった支援金は、ロングビーチのミラー子供&女性病院に贈られる。マドン監督のチャリティー団体「リスペクト90」の公式サイトからも寄付は可能だ。