メジャーにも新型コロナ“上陸”筒香レイズは緊急ミーティング

2020年03月03日 11時30分

新型コロナウイルスの脅威に直面した筒香(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州ポートシャーロット発】新型コロナウイルスの影響がついにメジャーにも及んだ。フロリダ州タンパベイ地区で新型コロナウイルスへの感染者が2人確認されたことを受け、筒香嘉智外野手(28)が所属するレイズは2日(日本時間同日深夜)の練習前に緊急ミーティングを開いて選手らに注意を促した。

 球団は手洗いと消毒液の使用を奨励し、握手やハイタッチの自粛を要請。レイズ広報によると、ハイタッチより握りこぶしやヒジをぶつけ合う行為が望ましいと伝えたという。また、状況は日々変化するため、安全に気をつけて一般常識をもっての対処を呼びかけた。

 筒香は「僕の知り合いは誰も感染していないが、知り合いに限らず日本が心配」と話した。

 レイズはタンパベイ地区から南へ約150キロ離れたポートシャーロットでキャンプを行っているが、本拠地は同地区のセントピーターズバーグ。また同地区のタンパでは田中のヤンキース、ダンイーデンでは山口俊投手(32)のブルージェイズがキャンプを行っている。山口は「人が集まる場所に行かないようにする。当たり前のこと(予防策)をする」と警戒していた。

 新型コロナウイルスに関してはすでにレッドソックスが予防に動いている。ボストン・グローブ紙(電子版)は2月25日(同26日)にレッドソックスが感染拡大を警戒してマイナーに所属する20歳の台湾出身投手をホテルで隔離していると報じた。球団広報は「過剰だが、用心のため」と説明している。同じ台湾出身で内野手の林子偉(リン・ズーウェイ)も短期間、隔離していた。

 今後、メジャー全体に影響が出るのは必至。米大リーグ機構がどんな対応をするか注目される。