山口OP戦2度目登板へ原点回帰フォーム

2020年02月29日 12時00分

【フロリダ州ダンイーデン発】巻き返しに自信あり――。ブルージェイズの山口俊投手(32)は28日(日本時間29日)にオープン戦2度目の登板となる翌日のフィリーズ戦に備え、キャッチボールや投内連係などで汗を流した。前回登板では1被弾を含む3安打3失点でわずか2/3回でKOされたが、この日までに問題点を修正。先発枠入りに向けた準備を着々と進めている。

 104球を投げた前日のブルペンでは投球の始動時に構えたグラブの位置が顔の前にあったが、この日の立ち投げでは日本時代と同じ、へその位置へ下げた。前日の練習後、トレーナーに治療してもらいながらいろいろ話をする中でひらめいたそうで「モーションですね。いいイメージになってきています。下半身主導で、軸のつくり方だったりというタイミングのところ」と修正点を解説。昨年12月から始めたメジャー仕様のフォームを本来のスタイルに戻すことにしたという。

 滑りやすいと感じていたメジャー球への対策も施した。「あるんですよ、いろいろと。秘密ですけど」と詳細は明かさなかったが「滑るから意識が手にいきすぎちゃうんですよね。じゃあ意識するところはどこかとなった時に、おそらくゲームでもはまってくるんじゃないかなと思ってます」と自信をのぞかせた。

 今回は2~3回を投げる予定。「(前回は)いろんなことを試しすぎたので、基本になる低めのコーナーの真っすぐ、それに本来のスプリット、カーブ。その辺をちゃんとやっていけたらと思います。そろそろ結果もしっかり求めないとね。自分の立場もあるんで」と気合も入っている。

 この日の投内連係では好フィールディングを連発した。投手だけで行ったため、順番で野手も兼務。投手では前進してホームへのグラブトスを決め、三塁を守っては緩いゴロを素手で捕って一塁へ好スロー。日本の報道陣から「筒香よりうまいのでは?」とジョークが飛ぶと「筒香に言っておいてください」と、うれしそうに話していた。