レッズ・秋山が充実のメジャーキャンプ初日 チームメートからの温かい後押しにホッ 

2020年02月19日 11時30分

守備練習で頭上を越えそうな打球に飛び付く秋山(ロイター=USA TODAY Sports)

【アリゾナ州グッドイヤー発】レッズの秋山翔吾外野手(31)は18日(日本時間19日)に新天地でのキャンプ初日を迎えた。ユニホームではなく赤い練習着で登場するとフリー打撃や外野守備練習などおよそ2時間にわたるフィールドでのメニューをこなした。

「こういう流れで練習をやるというのが一日でつかめた。しっかり動けましたし、よかった」と振り返った秋山。日本では西武、そして侍ジャパンでは主力として活躍したとはいえ、実際に経験してみないことにはわからないメジャーの練習の流れや雰囲気から新入生のような初々しさや、転校生のような戸惑いも見られた。そんな秋山は初日からチームメートの温かい後押しを受ける。外野手のミーティングでは日本語で「ありがとうございます」が使われ、「キャッチボール相手が見つかるか」という不安も、外野手のシェブラーによって解消された。あとは結果を残すための準備を繰り返し、メジャー流のルーティンを早く見つけたいところだ。

 フリー打撃は140メートル級の特大弾を放つカステラノス、アキーノらと同組。軽々と柵越えする打球を目にして「球の質というか、飛びというか、日本ではなかなか見られる打球の出方をしないな」と感じたという。それでも中堅から左翼方向中心のアプローチを最後まで貫き、強くて鋭い打球を連発。その結果、33スイング中、柵越え0だったのは周囲に流されなかった証しと言えるかもしれない。

 秋山は「逆に自分を見失わずに済むかな。こういう打撃、打球はどう頑張っても出ないって思えるので。このチームは何で自分の居場所を見つけるかって言ったら、どれだけ確率よくコンタクトできるか、ヒットゾーンに飛ばせるかとか、四球を取れるか、そういうところ。今日の打撃(練習)だけでもだいぶ、再認識しました」と力強い言葉を並べた。

 外野守備でも軽快な動きを披露。十分にやれそうだ。そんな手応えを感じたのか初日を終えた秋山の顔には喜びと充実感が漂っていた。

【一問一答】――キャンプ初日が終わった

 秋山 いい緊張感で、いい練習ができたと思います。

 ――外野守備の練習はどうだった

 秋山 初めてやるような練習もあったし、その中でしっかり体を動かせるメニューだったので、遅れることなくしっかりできたのでよかった。

 ――打撃は順調か

 秋山 いくら練習が良くても、実戦でどれだけ結果が残せるかだと思っている。アリゾナはやっぱりボールが飛ぶなって。新球だったからなのか、気候の問題なのか分からないですけど。いいコンタクトをしていなくても打球が飛んだりしている。

 ――ドキドキすることはあったか

 秋山 何がこのあと(起こるのか)。メニューは英語で書いてあるので、(通訳の)ルークに説明してもらいながらですけど、実際に動いてみたら、そういうのに合わせられるかっていう不安はありました。あとキャッチボール相手が見つかるか。声をかけてもらっていたので、それは本当に救世主が登場しました。きょろきょろしていたら、「次はこうだよ」って言ってくれる選手もいるので、ありがたい。