秋山レッズ入団会見 田中将&マエケンと戦いたい

2020年01月09日 16時30分

入団会見後、球場をバックにポーズを決める秋山(ロイター=USA TODAY Sports)

【オハイオ州シンシナティ発】西武から海外FA権を行使してレッズへの移籍が決まった秋山翔吾外野手(31)は8日午前(日本時間9日未明)に本拠地グレートアメリカン・ボールパークで入団会見に臨んだ。3年契約総額2100万ドル(約22億7000万円)で背番号4。レッズを選んだ理由を「日本人がまだメジャーリーガーとして在籍していないのは大きな魅力だった」と説明。同じ1988年生まれのヤンキース・田中将大投手、ドジャース・前田健太投手との対戦を熱望した。

 報道陣、球団関係者約200人が待ち構える中、ネービーのスーツに赤、濃紺、白のネクタイを締めて秋山は登場した。純白の背番号4のユニホームに袖を通すと満面の笑みを浮かべた。ちなみに日本人選手恒例の英語のスピーチはなかった。

 会見でレッズ入りを決断した理由を問われた秋山は「日本人がメジャーリーガーとしてまだ在籍していないのは大きな魅力だった。ウインターミーティングで素晴らしいプレゼンテーションをしていただいて、このチームで戦いたいという思いが強くなりました」と語った。さらに「一番最初にオファーをくれた球団」と感謝した。

 レッズは秋山が海外FAになるタイミングを数年前から見計らっていたという。クラールGMは「11月(下旬)の、感謝祭の前に(最初の)オファーを出した」と明かした。秋山は12月上旬に行われたウインターミーティングに臨むために渡米。「チームを決めるにあたって、いろんな球団と直接お話する機会がいただけるということだった。それだったらやっぱり、僕自身行くべきだと判断した」と説明した。

 守備位置については「日本ではセンターがメインでしたけども、ここでは自分の戦う場所が変わったとしても、それはチームのためになると思って、全力を尽くしたいと思います」とどこでも守る覚悟だ。打順は1番が期待されるが「そのあたりは僕というよりは、チームが僕を取るって判断してくれたと思う。僕が1番に入るとは限らないですし、そういう中で、自分がしっかり、レギュラーを取る、試合に出るってことだけをまず考えてやりたいなと思います」と語った。

 秋山のトーンが上がったのはメジャーで対戦したい投手を問われたときだ。

「日本人になりますけど、ヤンキースの田中、ドジャースの前田は同級生で、ずっと高いレベルで戦っている選手で、そういう選手と戦いたいと思って、この舞台に挑戦することを決めたところもありますので、そこで自分が早く試合に出ることをかなえて、戦えることを望んで頑張りたいと思います」

 ヤンキースとは敵地で4月17日(同18日)から3連戦。ドジャースとは本拠地で6月9日(同10日)から3連戦、敵地で同29日(同30日)から4連戦が組まれている。夢対決の実現は日米のファンも楽しみだ。

 メジャー30球団で唯一、日本人選手がプレーしていなかったレッズで記念すべき第1号となった秋山。大きな一歩を踏み出した。