米大リーグ公式サイトは4日(日本時間5日)、今年のワールドシリーズ(WS)のMVPに輝き、オプトアウトの権利を行使してFAになったナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手(31)の巨額契約を予想した。残り4年総額1億ドル(約108億5000万円)を蹴った。同サイトはレッドソックスのプライスが2015年のオフに手にした7年総額2億1700万ドル(約235億円)の契約を上回ることができるのかと問いかけつつも、「予想は、1年あたり3400万ドル(約37億円)の7年総額2億3800万ドル(約259億円)」とした。

 ストラスバーグは今季、レギュラーシーズンでは18勝をマークしてナ・リーグの最多勝を獲得。ポストシーズンではWSの2勝を含み、5勝無敗、防御率1・98と大車輪の活躍を見せた。今オフのFA市場でアストロズのゲリット・コール投手(29)とどちらがより高額の契約を結ぶか注目される。ストラスバーグの代理人スコット・ボラス氏の腕の見せどころだ。