米CBSスポーツ(電子版)は27日(日本時間28日)、エンゼルスの大谷翔平投手(25)は春季キャンプでのオープン戦登板が可能だが、チームは復帰を急がせないだろうと指摘した。昨年10月に右ヒジ、今年は9月に左ヒザの手術を受け投球プログラムを一時、中断した。同電子版は今季までメッツで指揮を執ったミッキー・キャロウェー氏(44)が26日(同27日)に投手コーチに就任したことに触れ、来季のエンゼルスの先発ローテーションを予想。1番手が大谷で、2番手以降は左腕ヒーニー、右腕バリア、右腕キャニング、左腕ピーターズ、左腕サンドバルと続くとした。

 その大谷はまもなくブルペンでの投球練習を再開する見込みだ。地元紙オレンジ・カウンティー・レジスターのジェフ・フレッチャー記者が25日(同26日)に自身のツイッターで「大谷はすでに100フィート(約30・48メートル)の距離で投げている。11月後半にマウンドに上がる」と伝えた。マドン監督―キャロウェー投手コーチの新体制で来季の二刀流復活を目指す。