ア優勝決定S進出 田中シャンパンファイトで”集団暴行受けた”

2019年10月09日 11時30分

 ヤンキースが2年ぶりのア・リーグ優勝決定シリーズ進出を敵地で決めた。王手をかけて臨んだ7日(日本時間8日)のツインズとの地区シリーズ第3戦に5―1で勝ち、3連勝で突破した。

 試合を三塁側ベンチの最前列で見守っていた田中将大投手(30)は勝利が決まった瞬間、ベンチ前の柵をまたいで守護神チャプマンの待つマウンドへダッシュ。歓喜の輪の中で田中も笑顔で飛び跳ねて勝利をかみしめた。
 クラブハウスに戻ると、今年2度目のシャンパンファイトだ。多くのシャンパンとビールが飛び交う中、田中もゴーグルをしてチームメートたちとかけ合った。その目はアルコールが染みたようで赤く充血していた。

 右腕は「最初の2試合を自分たちのホームで準備できたんで、それは大きかったと感じます。本当にいいゲーム運びができていると思います」と振り返った。日本メディアとの囲み会見中にエンカーナシオンやロマインらからシャワーの襲撃を受けて取材が一時中断。田中は顔を拭いながら「集団暴行を受けた」と叫んだが、その表情は満面の笑顔だった。

 これで2017年にアストロズに敗れて悔しい思いをしたリーグ優勝決定シリーズに戻ることができた。「うれしいっすけれど、目標にしている部分はもっと先。とはいえ一つ一つやっていかないとそこにはたどり着けない。これからも一個一個みんなでしっかり頑張っていければと思います」と田中。3連勝したことで12日(同13日)の開幕まで日程的に多少の余裕ができた。いい準備をして2年前の借りを返す。