ダルビッシュ今季を総括「今までの人生で段違いにいい」

2019年09月28日 12時00分

【ミズーリ州セントルイス27日(日本時間28日)発】プレーオフ出場の可能性が消滅し、今季の登板を終えたカブスのダルビッシュ有投手(33)が取材に応じ、現在の心境について「2日間くらい何もしていない。ただ、何も目的がない状態で野球を(ベンチから)見たりするっていうのはつまんない」と話した。

 今季は31試合に先発し6勝8敗、防御率3・98だったが、178回2/3を投げて229奪三振。特に後半戦では投球フォームが安定し、抜群の制球力と圧倒的な球威で相手打者を翻弄し続けた。

「今は間違いなく今までの人生で段違いにいい。まさか33歳で、そういう感覚になるとは思っていなかった。春は『俺もこうやって終わっていくのかな』って思っていましたけど、そこから帰ってきて、もっといい位置に行けたのは自分でも信じられないという感じがします」という充実のシーズンでもあった。

 6月上旬ぐらいから徐々に手応えをつかんできた。「毎日できることが増えて、一日一個できることが増えていった」。試行錯誤はあったが、自ら立てた仮説に次々と挑戦することで格段に状態が上がり、それに伴って成績も良くなってきた。「1年を通して負傷者リストに入らずに投げられた」ことも自信につながった。

 今季終了後に契約を破棄できるオプトアウトの権利を持っているダルビッシュは「これから考えないといけない。エージェント、家族とも話をしてやること」としながらも「基本的にはこのチームに関して何の不満もないし、楽しい」と言う。最終結論こそ出していないが、気持ちは固まっている様子だ。